所在地 | 愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773 |
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位置 | テンプレート:ウィキ座標2段度分秒 |
山号 | 熊野山 |
宗派 | 真言宗醍醐派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 伝・701年(大宝元年) |
開基 | 伝・役行者、文武天皇(勅願) |
正式名 | 熊野山 妙見院 八坂寺 |
札所等 | 四国八十八箇所47番 |
文化財 |
阿弥陀如来像(県文化財) 宝篋印塔(市文化財) |
テンプレート:Mapplot テンプレート:Commons 八坂寺(やさかじ)は、愛媛県松山市にある真言宗醍醐派の寺院。熊野山(くまのざん)、妙見院(みょうけんいん)と号する。本尊は阿弥陀如来。四国八十八箇所霊場の第四十七番札所であり、伊予十三仏霊場第十番札所である。
本尊真言:おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌:花を見て 歌読む人は 八坂寺 三仏じょうの 縁とこそ聞け
沿革[]
寺伝によれば役行者によって開基され、大宝元年(701年)に、伊予の国司越智玉興が、文武天皇の勅願を受けて堂宇を建立したという。一時荒廃するが、弘仁6年(815年)に来錫した空海(弘法大師)が再興したとされる。
熊野権現を勧進して十二社権現とともに祀り、修験道の根本道場として栄え、12坊、84の末寺を持ち多くの僧兵を抱える大寺となった。天正年間(1573年~1592年)には兵火によって焼失してからは寺域も縮小し、現在の境内となっている。
境内[]
- 山門 単層小型の門で天井には絵が描かれている。
- 本堂
- 大師堂
- 鐘楼
- 権現堂
- 閻魔堂:極楽の途、地獄の途に分れそれぞれの様子が描かれている。
- 宝篋印塔:鎌倉時代のもので寺宝とされている。
- 不動明王像
- 熊野十二社権現堂
わずかな石段を上がって山門をくぐると右に手水場と庫裏・納経所が、左に宝篋印塔が、その先に鐘楼がある。正面奥に本堂が建つ。本堂右手には権現堂、十二社権現堂があり、左に大師堂がある。本堂と大師堂の間に閻魔堂がある。
- 宿坊:なし
- 駐車場:50台
文化財[]
- 阿弥陀如来坐像:愛媛県指定有形文化財
- 宝篋印塔:松山市指定有形文化財
交通案内[]
- 鉄道
- 伊予鉄道 横河原線 - 鷹ノ子駅(5.4km)
- バス
- 伊予鉄道バス 丹波行き「八坂寺前」(0.3km)
- 道路
- 県道194号線 八坂寺前 (0.3km)
前後の札所[]
参考文献[]
- 四国八十八箇所霊場会編 『先達教典』 2006年
- 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編 へんろみち保存協力会 2007年(第8版)
外部リンク[]
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